2001年7月発売

業務用のクオリティを個人ユーザー向けの値段で実現。A4用紙サイズ対応、写真高画質の昇華型熱転写方式プリンタ




A4フルサイズでプリントする場合、余白の多い一回り小さいB5サイズ位になってしまうのが惜しいところです。

まぁ、それでもインクジェットプリンターが「銀塩写真並み」とするなら、このP-400のプリントは「銀塩写真そのもの」と言える仕上がりです。

その大きな違いの一つが、CMY3色のプリントの上に透明な保護層をプリントするオーバーコートのおかげで光沢のある仕上がりになります。(約30年の耐久性があるそうです。)

2000年7月発売の古い機器ですが定価128,000円とかなり高価でした。

当時の常務取締役が、
「写真用には昇華型が適している。ドットの数で色を表現するインクジェット方式に比べ、昇華型はドット単位での色表現が可能だ。インクジェットによる表現力には限界があり、リアリティとは離れている。出力したものはあくまで印刷物で、写真に戻りたいという気持ちにさせる。万人に受け入れられるかどうかは分からないが現時点では世界最高の写真画質を実現した」

と語るだけあって今でも通用する高画質(768万画素・1677万色)です。